2018-01-01から1年間の記事一覧
今年6月に神戸に移ったばかりですが、この9月に会社を設立して代表になりました。 www.cobe-associe.org なんでそうなったの? 起業したい!社長になりたい!のような欲求はこれまで皆無でいまもないんですが、なりゆきでこうなりました。とはいえ、法人とは…
答えばかりのこの世界で、問いを探すことのほうが大切だと思う。 私たちは、人生が出した問いに答えることによって、その瞬間の意味を実現することができます。(中略) 人生が出す問いは、瞬間瞬間、その人その人によって、全く違っています。(中略) それ…
神戸に移り、東京のチームから離れてリモートで働いています。 私の感覚からすると、出している成果は全く減っていないし、チームとしてよりよい方向に進んでいる気がしています。 なぜ会社にいると仕事ができないのか。 本当に集中して仕事がしたいとき、あ…
宇宙探査機ボイジャー1号が60億km先の彼方、海王星の向こう側から地球を撮影した写真を見て、天文学者のカール・セーガンが残した言葉。解像度の低い写真に、点として映った地球。それをセーガンは”Pale blue dot(淡く青い点)”と呼んだ。 もう一度、あの点…
思考を飛躍される、ぶっ飛んだアイディアが生まれる、 AIが得意な「最適化」に溢れた世界でそんなことが起きるんだろうか。 最適化ということばには、現状をひたすら肯定し、ただ補強していくだけのような響きがある。未来の価値が現在との差分に宿るという…
箱よりもコンテンツ。土管よりもコンテンツ。 通信会社を「土管屋さん」と揶揄するのは簡単だけど、世にある多くのスタートアップや新規事業も同じようになっているのではないか。 けれども新しい施設ができたところで、右にあったものが左に動いただけ、使…
教育論=こどもに何をどうプログラミングするか、ということなんだろうか。 切に、そうではないことを祈る。 学校ってのは、実際、経済的な指標でしか評価をされない、とても残念な空間なのかもしれない。かつてもそうだったし、いまでもそうなのだろう。経…
AIを語る文脈でも、「ヒトというのはスーパーAIをつくるためだけに誕生した存在なのでは」という専門家がいたりします。その他にも、小麦やとうもろこしなどの農作物はヒトという存在のため一気に地球表面に広がりましたが、「小麦はその種を拡大するために…
こんにちは。 2018年5月末で東京を離れて、神戸に住むことにしました。 4月中にひっそりおうちも決めてきました。陽がたっぷりで広い、住みやすそうなところ。年4回もだんじりをやる地域のようです。 (Find47より。兵庫県・黒滝というところのようです、き…
WIRED元編集長・若林さんがピーター・ティールにインタビューした時の記事から。 利害が一致しているからこそ争う。そんな競争からは、抜け出なくてはいけない。 「人が争いあうのは、大概の場合、利害が一致しないからではなく、それが一致しているからなん…
コーヒーハウスやカフェは、新しいアイディアをやり取りし議論する場所として機能してきた。アイディアの媒介としてのコーヒー。 デジタルテクノロジーがあらゆる人の手にわたっていくなかで、社会を革新していく主体は、国家、大学、大企業と言った大組織か…
話していて何の面白みもない人から、面白いプロダクトなんか生まれてこないわけで。 自分になんの感動の体験もない人間が、もっともらしく「ユーザー・エクスペリエンス」を語り、数字しかあてにできない人間がしたり顔で「顧客満足」を論ずる。それによって…
他人にできるのは不幸せから救うところまでで、幸せになれるかどうかは本人の責任。 中産階級はあらゆることに不満を持つ人々だ、というのをどこかで聞いたけど、自分が幸せでない理由を自分以外に求めているうちは、ずっと幸せになれないのかも知れない。 …
日本の課題、日本再興戦略、みたいな話を聞くと、わたしは辟易としてしまう。 国とか、企業とか、地域とか、そんな虚構の話をする前に、自分という個人をじっと見つめて、問いと答えを提示していくことを優先すべきだと思う。 そもそも、ぼくらは無駄に「日…
サン=テグジュペリの作品の中でも一番好きなものから。 とはいうものの、やがて僕らも少しずつ気がついてくる、あの一人のあの明るい笑い声を、二度と聞く日はもうないのだと、あの庭園は永久に僕らのために閉ざされてしまったのだと。するとこのとき、はじ…
夢は?と聞かれたとき、職業で答えるしかなかったりする。 間違ってはないんだけど、追うべきはもっと信条に近いものなんじゃないかと思う。 脳手術の前の晩、僕は死について考えた。僕は自分の一番重要な価値観とは何かを探り、自分に問うてみた。 もし死ぬ…
何かを始める時に。 なんて素敵なんだファインマン先生。 物理学科の建物に向かっている時、遠くにファインマン先生の姿が見えた。私は、この二、三日先生をそれとなく見張っていたのだが、それは、機会を見てまた口をきいてくれるのか確かめたいと思ってい…
大好きな本の、大好きな文章。 つらさの程度は比較できない。悩みの真ん中にいる人に「あなたはまだいいよ、私なんて~」という言葉は無意味で無力だ。 それでも、悩みを抜け出した後は楽しくなるよ、という言葉だけは真実だと思う。 紅茶を飲みながらぽつぽ…
仕事でばたばたする日が続いていてしんどいなーと思うことが多いんですが、心を落ち着けておくための言葉をまとめておこうと思いたちました。 どなたかの参考になればと、ここにおいておければと思います。 1. 壁にぶつかって当たり前。 岩もあり 木の根もあ…
年末年始に1年の抱負を書く方はたくさんいると思います。 どんなに素敵な内容でも、それを続けていくことが大切で、一方でそれこそが難しいことだと思います。 ものごとを続けていく上で、支えになりそうな言葉を書きました。 困難さを前に心が折れかかった…
振袖の業者が行方をくらましてしまった件、ニュースになっていますね。 www.huffingtonpost.jp Webやスタートアップの世界を見てみても、一時期盛り上がったサービスが2017年にぼこぼこ終了しました。 ポンパレ(チケット共同購入) ZOZOフリマ Vine(6秒動…
2017年は将棋が改めて注目される年でした。藤井聡太四段が29連勝、羽生善治竜王が誕生し初めての永世七冠、ひふみん、、、*1 特に藤井聡太四段に対する注目度は1年を通じて高かったです。藤井四段の字で「大志」と書いた扇子は売り切れが続いているようです…